【外国人の性質】日本人と違って外国人は時間にルーズ

ーー一時間経過したが、結局、西洋の美女は現れなかった。

あああ、きっと西洋の白人美女は来るのが嫌になったに違いない。

やけに上手く行き過ぎていると思っていた。

この猛りたった興奮の行き場はどこにあるのだろう。

私はもうすでに一時間、不自然な動きをしていたわけだから、おそらく店員からは異様な客と思われているだろうし、辺りが真っ暗になるような気持ちで、今はもういっそ、この場で下半身全裸になって笑いながら踊ってやろうかとさえ思った。

そのときである。

携帯が鳴った。

携帯に目をやると、そこには「ニナ」という文字が表示されている。

私は急いで、メールを開いた。

「今から、行きます」

そうであった、と私は思った。

外国人は日本人に比べて時間にルーズなのだ。

約束の時間に家を出る可能性だって充分にある。

私は勇気百倍になった。

顔をあげると、ちょうど訝しげな顔をした店員さんと目が合い、思わず私はにこやかに笑って会釈してしまったほどである。

それから三十分ほどであろうか、私の前に頬を赤らめた白人の美女が現れた。

私はとっさに「へロー」と言う。

言ってしまってから、しまった、と思った。

ニナはフフと笑って席に座り、片言で「コンニチワ」と言った。

そうして私は「日本語を教えること」を餌にして、以前書いたとおり、ニナとセックスするまでに及んだのである。

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